日本学生支援機構は、国の育英奨学事業を行っている機関です。優れた学生で、経済的理由により修学に困難がある人に対し、学資の貸与等を行うことにより、国家および社会に有為な人材の育成に資するとともに、教育の機会均等等に寄与することを目的としています。
日本学生支援機構貸与奨学金には、第一種奨学金(無利子)と第二種奨学金(有利子)があります。それぞれの貸与月額については、こちらをご確認ください。
原則、毎年春に募集を行います。なお、秋にも募集を行うことがあります。出願は学生支援センター(学生生活支援オフィス)を通して行います。 なお、主たる家計支持者の失職・破産・会社の倒産・病気・死亡等または火災・風水害による被災等により家計が急変したため、緊急に奨学金の必要が生じた場合は早急に相談にきてください。
申込資格や採用基準については、以下をご確認ください。
自身の家計情報等を入力することで、採用の可否および採用区分についておおよその目安を確認することができます。
「機関保証制度」と「人的保証制度」があり、いずれか一方を選択する必要があります。
機関保証制度 | 保証機関に保証を依頼し、連帯保証を受ける制度です。 ※一定の保証料の支払いが必要です。 |
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人的保証制度 | 機構が定める条件を満たす人に連帯保証人及び保証人を引き受けてもらう制度です。 |
「利率固定方式」と「利率見直し方式」があり、 いずれか一方を選択する必要があります。いずれの方式も、利率に上限(年3%)があります。
利率固定方式 | 貸与終了時に決定した利率が、返還完了まで適用されます。 将来、市場金利が変動した場合も、利率は変わりません。 |
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利率見直し方式 | 貸与終了時に決定した利率を、おおむね5年ごとに見直します。 将来、市場金利が変動した場合は、それに伴い利率も変わります。 |
毎年春(秋に募集があった場合は秋)に開催する申込説明会に参加後、申し込み手続きを行ってください。
採用になった方には、採用にあたっての書類(「奨学生証」、「奨学生のしおり」および「返還誓約書」)を配布します。採用月ごとにポータルサイトを通じて、配付の日時と場所を連絡しますので、連絡を受けとったら、指定の日時に受け取りに来てください。
※申込説明会の日程については、ポータルサイトよりお知らせします。
大学の指定する期日までに速やかに返還誓約書を作成し,添付書類と一緒に提出してください。
日本学生支援機構奨学生は、学業を続けていくために奨学金が継続して必要か否かを判断し、毎年1回「奨学金継続願」を提出する必要があります。
※例年12月~1月頃に学内にて奨学金継続説明会を開催しますので、対象者は必ず出席してください。
※提出を忘れた場合、学業不振等の場合には、奨学金の交付が廃止(打ち切り)又は停止となることがあります。